株式会社ASICON
ホーム
ASICONについて
ニュース
製品とサービス
サイトマップ
お問合せ

製品とサービス

マイクロ流体チップ, microfluidic ChipShop

展示会情報
■ 2020年1月20日: 細胞アッセイシンポジウム 産業技術総合研究所つくばセンター 共用講堂
■ 2020年2月26-28日: 再生医療Expo [大阪] インテックス大阪 ブース: 8-63

新情報
ブリスターパウチ: マイクロ流体チップ上の試薬ストレージ (2019年7月)
Fluigent製品とmicrofluidic ChipShop製のチップを用いたOrgan-on-a-chipアプリケーション (2019年2月)
Fluigent製品とmicrofluidic ChipShop製のチップを用いた液滴生成アプリケーション (2019年2月)
展示会掲示資料 (2019年9月)

1. microfluidic ChipShopのマイクロ流体チップ

microfluidic ChipShop GmbHのマイクロ流体チップと関連サービスを御紹介いたします。マイクロ流体機能・コンセプトを低リスクで評価できる,多数のカタログ製品を用意しております。また,お客様の御要望に応じカスタマイズデザインのチップを実現しています。


形状例直線,蛇行,チャンバ(シングル,マルチ,連結,多段,クロスフロー),他
用途・機能例細胞培養(チャンバ内,多孔膜(メンブレン)上),リアルタイムPCR (バッチPCR,連続流PCR),液滴生成,電気泳動,抽出,混合,希釈,濾過,濃度勾配の形成,回転バルブによる計量と分配,ブリスター内の試薬保管他
アプリケーション例創薬,毒性評価,organ-on-a-chip,body-on-a-chip,分析化学 等
チップ本体の材質Topas (COC),Zeonor (COP),Zeonex (COP),PMMA,PC,PP,PS
製造法射出成型

2. オンチップPCR / 高速化と産出量の増加を実現


チャンバサイズの縮小とPCRの高速化

従来のサーマルサイクラーにおけるPCRでは,プラスチックチューブ内の分散媒中でDNAサンプルがプライマーやポリメラーゼ分子とともに繰り返し温度循環されます。この場合,温度を循環させるサーマルマスが0.5 g程度であるのに対し,実際に対象となるDNAは極めて少なく,時間もかかるという課題があります。

そこで,熱反応時間を減少させるためにサンプル量を減らすことが得策です。反応速度は拡散によって制御される分子輸送により結合する時間で決まるため,反応チャンバのサイズを小さくすることで拡散距離を短くすることが有効です。


リアルタイムPCRシステム ChipGenie edition TSO

ChipGenie edition TSOは,マイクロ流体チップ上でリアルタイムPCRを実現する小型のサーマルリサイクル式PCRシステムです。DNAに反応する蛍光染料を測定することで,増幅の急激な上昇をリアルタイムで確認することができます。
測定する蛍光染料の励起,検出波長はカスタマイズ可能です。サンプルはスライドガラスサイズのチップにて最大同時に16個まで検出できます。

ChipGenie edition TSO
オンチップPCRシステム / ChipGenie edition TSO
温度ゾーンの温度,加熱,冷却速度を制御できる。リアルタイム検出用に蛍光光学ユニットを搭載。
Chamber chip
チップの例 反応チャンバチップ[0750]
チャンバボリューム5 µL,チャンバ数16個のタイプ


連続流PCR

サーマルサイクル処理を行う代わりに,下の左図のように,異なる固定温度を持つホットプレート上の流路内をサンプルが移動することで,チップ上の連続流にて変性,プライマーのアニーリング,伸長が高速で実施されます。

例えば500 µm x 100 µmのマイクロチャネルを用いる場合は,長さ2 mmのサンプルプラグであるとするとサーマルマスは0.1 mg程度と非常に小さくなり,極めて短時間のうちにPCRの連続流におけるプロセスが可能になります。

連続流PCRコンセプト
高速化アプローチ例: 連続流PCR
固定温度を持つホットプレート上に置かれた流路を通って,PCRが連続的に実施される。
対応する制御装置はChipGenie edition TS-3ZあるいはTSO-3Z(蛍光検出あり)。
Cartridge
連続流PCR用 蛇行流路チップ[0065]
幅 x 深さ = 220 µm x 100 µm,長さ1,257 mmの蛇行流路チップ。36サイクルの連続流PCR用。カタログ掲載品。

[OEMサービス] POCTカートリッジへのPCRの統合

サンプルからのDNAの抽出とPCRによる増幅,検出までのプロセスをすべて一つのマイクロ流体チップに統合することができます。microfluidic ChipShopではこのようなカスタマイズデザインのPOCTカートリッジをOEM生産しています。

Cartridge
機能統合例1: インライン連続流PCRチップ[0501]
試料調整と連続流PCRの機能を統合した「集積チップ」の例。カタログ掲載品。
Cartridge
機能統合例2: Multisense Chip
オンチップのDNA抽出,PCR,検出等の機能を統合。

Integrated microfluidic chip for continuous-flow PCR and parallel immunoassay, FP7 project Multisense Chip, No. 261810

出典

Claudia Gärtner et al. "Methods and instruments for continuous-flow PCR on a chip", Proc. SPIE 6465 (2007), Microfluidics, BioMEMS, and Medical Microsystems V, DOI: 10.1117/12.713797


Holger Becker et al. "Real-time PCR in microfluidic devices", Proc. SPIE 8976 (2014), Microfluidics, BioMEMS, and Medical Microsystems XII, DOI: 10.1117/12.2037241